2020年7月30日木曜日

三輪山で考えていたこと

五島列島に旅行へ行った帰り道。
たまたま大阪南港着のフェリーを利用したので、
前から気になっていた奈良の三輪山へ行ってみることにした。

三輪山は 日本最古の神社といわれているそうで
山自体がご神体。
麓の大神神社(おおみわじんじゃ)を参拝した後、
申請書に記入し、登拝料300円を支払い、
参拝証を受け取り首にかけて山に入ります。

森は杉、ヒノキの森でよく見る風景。
土砂崩れで倒木している木もあった。
途中まで川沿いを歩き滝もある。
滝行が行われる様だけど、
今は落石の危険があるとの事で閉鎖されてました。

てっぺんにある奥津磐座(おきついわくら)まで片道2km
手をついてよじ登る様な急斜面は無いけど
斜度は思っていたよりハード。
でも参道はよく整備されているので軽快に登れる。

普段の山と違うのは人。
時折すれ違う人の服は白い人が多かったり、
裸足の方がいたり。
あと女性が多かった気がする。

山登りは燃える。
参拝なのだからゆっくり登るのがよいのだろうけど、
気合が入ってずんずん登ってしまう。

実は先日ちょっと傷んだものを食べて軽い食あたりになった。
何もする気力がなくなる。好奇心もわかない。寝るしかない。
身体の調子が悪くなるとわかる元気なことのありがたさ。

約10年前に独身状態になってから、
誰に気兼ねする必要もなく、そのとき思った好奇心のままに行動できるって
なんて幸せなんだろうと実感しているのだけど、
その前提には、「身体の健康」と「気力」があってこそだなと
三輪山を登りながら考えていた。


0 件のコメント:

コメントを投稿