2022年2月21日月曜日

2021〜2022北海道軽キャン旅(帰れなくなった話)

ゲート8の3本目。


ほぼ下まで来たところで、

平行して上を滑っている人がいる。



ああ、そっちも行けるのかと、

行ってみたら隣のモイワスキー場に出てしまった。

アンヌプリからモイワへ滑り込めると聞いた事はあったが、

まさか、こんな下部でつながっているとは思わなかった。

しかも、たしかモイワからはアンヌプリへ滑り込むことはできないと。


しかし、最初に滑っているのを見たのはモイワから来ている人に違いない。

ならば行けるだろうと一度トライしてみた。

危なかった。

遭難したら洒落にならない。

コース外はそういうリスクがすぐそばにある。


モイワからアンヌプリまでスキーブーツにスキー持って歩ける距離ではない。


モイワのインフォメーションの女性に公共交通機関がないか聞いてみた。


タクシーはなかなか捕まらないそう。

バスもこの時間にアンヌプリのゲレンデ前に行くのはないそうだ。

ちょっと途方に暮れていたら、

インフォメーションの女性がコミットバスというのを教えてくれた。


乗合バスだそうで、タイミングが合えば200円で乗れるとの事。

電話して聞いてみると1時間40分後であれば行けるという。

帰れる目処がついた。


実は朝からご飯食べてない。

ポケットに入れていた飴ちゃんでしのいでいたけど、

バス迄時間があるからご飯にしよう。

しかし、モイワのレストランは終了してた。orz

ふと窓に目をやるとゲレンデでハンバーガーを売ってるみたい。


これだ!ハンバーガー食べたい!

しかし、販売している雰囲気ではなかった。orz



バスを待つ間にモイワのゲレンデは終了。

スタッフも続々と帰路につき、


辺りが薄暗くなってきたところで

それらしき車がやってきました。


やっと帰れる。


車に乗ってしまえば5分で到着。


既にナイター照明が点いたアンヌプリ。

リフト4時間券終了したら直ぐに帰れる筈の、

ゴンドラ乗り場横に停めた車にようやく戻り、


朝入ろうと思っていた湯心亭へ


雪降る中の露天は最高でした。


身体が温まったところで、

倶知安で居酒屋を経営している

小学校の同級生の弟のお店で、


本日最初のご飯を食べました。

つづく

2021〜2022北海道軽キャン旅(新たな出会いと再会と)


ファーストランの時間が終わって車に戻ると

俺の車の前に自作軽キャン発見。

ナンバー見ると鹿児島!?えーっ!?

てなわけでお声かけしました。



種子島でネイチャーガイドをされてて、

冬はニセコでピステンの仕事に来てるそうです。

俺もそれやりたい!!


ほどなくして裕子さん♂と合流。


裕子♂さんは札幌市在住のキャンパーのオーナー


昨年は裕子♂さんのガイドで初流氷を観に行きました。

ゴンドラに乗って一緒に滑りました。

最初降っていた雪も止み

天気もだんだん良くなってきたところで、

コース外滑走。

ゲート7

ゲート8

しかし4時間券が終わる最後の1本で

アクシデントは起きました。


つづく

2022年2月17日木曜日

2021〜2022北海道軽キャン旅(ニセコアンヌプリへ)

札幌のキャンパー裕子さん(♂)とニセコアンヌプリで一緒に滑る約束

朝3時に目が覚めて出発
雪は止んで見通しも凄く良い。
無理して出なくてよかった。

朝風呂に入ってからスキーをしようとアンヌプリ手前にある湯心亭へ
駐車場に5時半到着。

開店の6時まで、アンヌプリの情報収集してたら
5時55分に年始のファストランがあることに気づく。
お風呂はやめてスキー場へ。

偶々歩いていたスキー場のスタッフに駐車場の場所を聞いたら
ゴンドラ裏のスペースに止められることを教えてもらう。
ゴンドラまで歩いて10秒のベストポジションに駐車。


ファストランは通常8時30分から始まるゴンドラに
1時間早く乗れるチケット。1500円
裕子さん♂は通常の開始時間に合わせてくるので、
その前に一人で美味しいところを滑ろう。

1月1日は悪天候でファストラン中止だったそうで、
今日がファストラン初日。
おまけに急斜面のパウダーが一昨日から滑れるようになったとの事。
いやー美味しかった。

ファストランの時間が終わり、
裕子さん♂を待っていようと車に戻ると
見慣れないモバイルハウスが停まってました。
ナンバーを見ると、え?鹿児島!?

思わず声を掛けてしまいました。

つづく

2022年2月8日火曜日

2021〜2022北海道軽キャン旅(朝日さんのモバイルハウス)

ミリョの家の家主、朝日さんが帰ってきてて、

朝日さんのモバイルハウスを見せてもらう事に!


ミリョの家の前の物置小屋だと思っていたら



朝日さんのモバイルハウス1号でした。

前に住んでた屋久島から北海道に移住する際に作った1号。

移住先で小屋としても使えるデザインだそうです。

作りは一見シンプルにみえますが、

そこかしこに工夫があります。


軽トラのアオリの高さの足があり、トラックサイズの床下収納というデザイン


中は移住先で色々使えるようにとシンプル


屋根はプラスチックの波板


波板屋根の上に萱を敷いてます

猫の乗っている板は棚やテーブルになるデザイン

壁と天井の間に貼られた布は虫よけ対策




そして北海道に来てから作った2号。




初見のインパクトは若さんのドールハウス、



高野さんの昭和軽キャン、


根岸さんの猫キャンに匹敵。




生き物っぽい造形で

入口のドアはジブリを彷彿させます。

上がせり出したデザインは雨天時に外へ出る際、濡れない様にとの事

機能性とデザインの両立が素晴らしい。

このドアもいい。

なんかジブリっぽい。


アオリは開けずに中に入るデザイン。

ステップに足を掛けて入ります。

ドアは中からだと潜水艦のハッチっぽい


骨組みは竹!


トンネルっぽい!?異世界空間です。

積み下ろしは一人でもできるくらい軽いそうです。


壁を触るとふかふかしてます。

照明はモバイルバッテリーから電力を供給。


この照明がまたステキ。


俺のヘッドライトを消すと・・・。


どうよ!?


なんとも異次元。


感性が素晴らしいと思いました。


感動した後で、ミリョんちで晩御飯。


ごちそうさまでした!

無理して出かけなくて正解。


明日は札幌在住の裕子♂さんとニセコアンヌプリでスキーです。