2020年10月29日木曜日

手作りキャンパーは「おとな」!?

 


手作りキャンパーには突き抜けた人が多いです。

職業的には建築系、電気系、IT系、車系の技術職、職人さん、社長さんが多いかな

自分のやりたいことをやる情熱=パッションを感じます。

なのに不思議と控えめで物静かな人が多い気がします。


今回出会った北海道の裕子♂さんが


集まったキャンパーの方々を「個性がある大人ばかり」と評していました。

以前、茶室キャンパーのためさんが

「自立した大人の集まり」と言っていたのが印象に残ってて、なにか共通するなと思いました。

そこで、裕子♂さんに「おとな」とはどういう意味か突っ込んで聞いてみました。


曰く

人と人の間合いを取りながら、相手のことを気遣いながらも、しっかりとご自分のキャラクターを醸し出しているところですね!

一番のポイントは、「愚痴・人の悪口」が一切ないところですね!皆さん、苦労されているのですね。

とのこと。


なるほど〜。

自作キャンパーの集まりで私が共通して感じるイメージは、

●自分の好きな事に妥協がない人達

●落ち着いた感じ。地に足がついてる感じ

●優しい

●話を聞く。会話のキャッチボールが上手。


キャンパーとの会話は基本前向きで明るい。

それで皆さん何かのプロであることが多いので話も深いんです。

私も含め異端児なので他人に対しても懐が広いんでしょうね。


また、キャンパーゆえに

寝床、食事、移動が自己完結してるで、

普段当たり前に必要な気遣いがいらない。

集合、離散が自由


こういうコミュニティが幸せに暮らせる秘訣なんじゃないかなと思います。


2020年10月28日水曜日

夏油高原 軽トラキャンパーズミーティング やっぱり個性的な自作キャンパー

 たった1畳半の軽トラの荷台に作る家。

人が住むにはあまりに小さなこのスペースに、

作る人の目的や個性で全然違うものができるから面白い。


一方で、自作キャンパーが共通して抱える問題

雨じまい、バッテリー、電力、居住空間、収納、暑さ寒さ対策、

寝床、トイレ、水周りをどう工夫したのか。

共通の課題なので共感することが多いんですよね。


では、実際にお話を聞いた10台を簡単にご紹介。

超長いリーゼントのキャンパー(佐藤さん)

 常設ベットに大人2人が足を伸ばして寝られるのが俺的に最高!
ベット以外の生活空間も充実で使い勝手がよさそう。

有名ビルダーの27号機(青柳さん)

 松本の某有名ビルダーから40万で購入。

 お値段以上のクオリティと丁寧な仕事に驚く。

倍の値段でも納得できる。これはお得です。

快適に寝ることにこだわったキャンパー

 とても寝心地の良さそうなマット。 

マットの下は広い収納。シンプルだがこれでいい感。

 コンパクトで走りも良さそう。

オーナーのセンスを感じる(雄二さん)

船室をイメージしたインテリアや外観にセンスを感じる。

アオリを締めるいたずらをされても脱出できる想定が面白い


可変機構が素晴らしいキャンパー(裕子さん♂)

 走行モードと宿泊モードで変形するキャンパー

 可変構造で雨漏り無しはプロの仕事。

 物干し機構が実用的で個人的にヒット

夫婦で楽しそうなキャンパー(桜田さん)


 如何に軽く作るかにこだわったボディはFRP製。

 居住空間が広く、収納性もたかそう 

 夫婦仲が良さそうなのが単純に羨ましい。

過去4台の集大成キャンパー(のぶおさん) 

 夫婦2人が快適に移動して泊まれるキャンパー

 キッチンや寝床などのレイアウトを使いやすく変更。 

オレンジの内装がおしゃれ。相変わらず自作とは思えないクオリティ


昭和満載のキャンパー(高野さん)


 表現ツールとしてのキャンパーは動くアート

 「自分のキャンパーで人が笑顔になるのが嬉しい」って素敵。

 「意味がわからんもん創りやがって」と怒り出す人に凹んだ話を聞き笑う。


室内が明るいキャンパー

 天井全面がプラ段で光が入りとても明るい。(明るさ調整可能!)


 走行中や就寝時は屋根をたためます。

 ドアに遊び心も。インテリアがかわいい。


今回(も)一番人気があったキャンパー(長竹さん)


 イベントに来られたお客さんの注目度ナンバー1

 美術館に展示されたインテリアは伊達じゃない。

 宿泊日数も277日目で使い勝手も申し分なし


のぶおさん、高野さん、長竹さんは昨年の安曇野キャンパーフェスにも参加されてます。

のぶおさん(前編2:44)

高野さん(後編0:55)

長竹さん(後編26:32)


(Youtube動画はウェブモードでご覧ください)


今までいろんなキャンパーを見てきたけど、手作りはそれぞれ個性があって面白い。

話を聞くと「なるほど〜」と思うことが多いのです。

でも実はキャンパーより、それを作った人が面白い人ばかりだと思うのです。


つづく



2020年10月27日火曜日

夏油高原 軽トラキャンパーズミーティングに行ってきました

 


10月17日岩手県北上市の夏油高原スキー場で開催された「手作りキャンパーミーティング」に参加して来ました。

この日は同スキー場で「手仕事市」が開催されてて、




その会場の一角に手作りキャンパーのコーナーがある形になっていました。


秋田の自作キャンパーのぶおさんが参加されるということで、

会いに行こうと思ったのが一番の目的。

もちろん、新たなキャンパー仲間との出会いも楽しみでした。


会場には11台の手作りキャンパーが集まりました。


昨年の安曇野キャンパーFèsは77台でしたが、

私的には今回くらいが全員とじっくりと話ができるので好きです。


次回は参加したキャンパーを私見でご紹介します。


つづく

2020年10月5日月曜日

なすまん2号改できました。

2号で1番こだわったのは

コインパーキングに停めて寝られる軽キャン。

です。


スキー場で寝る為に断熱にこだわった「なすまん1号」は、

雨じまいと保温効果を狙って幌で覆った為に、

見た目「幌車の軽トラ」なのですが、


この普通の軽トラックっぽさが想定外のメリットだったんです。


スキー場に行くと、駐車場の管理人から業者の車と間違えられるほどで、

スキーで車を離れている間もイタズラされる心配が少ない。

温泉街の駐車場に停められれば、

温泉入って、地元の居酒屋で一杯やって寝てても気にもとめられません。



さらに旅行以上にメリットを感じたのは都内在住の友達と飲みに行く時。

ぐっすり寝られる軽キャンとコインパーキングさえあれば


一眠りして酔い覚ましをして明け方に家(田舎)に帰れば仕事に支障なし。


公共の交通機関を利用すると当たり前に存在する

「時間」と「コスト」と「場所」の制約がなくなるんですよ!!

独り者に「家と同じくらいぐっすり寝られる目立たないキャンパー」は

最強の遊びツールだと思うのです。




2020年10月4日日曜日

なすまん2号の検証



単管軽キャンなすまん2号

五島の旅行で1泊。八街工房で1泊してみて思ったこと。

<手軽じゃない>

 走行モードから宿泊モードの切り替えが面倒。

 単管4本を差し変え、タープを引っ掛けるだけで5分とかからないが、

 やっぱり面倒くさい。そして作業中は人目が気になる。


<見た目がアレ>

 荷台に寝てる感半端ない。

 

 貧乏くささは否めない。


<コインパーキングでは泊まれない>

 コインパーキングにこれで停めてたら職質されるかも。


良いところ

<運転が楽しい>

 100km巡航が可能。そこから追い越しもかけられる。

 バスやトラックの風にあおられることもなく

 空荷よりも安定感がある。

 泊まりより移動時間が多い俺的には楽しく走れるのは嬉しい。


元々1号があるのに何故2号を作ろうと思ったかというと、

夏場は暑くて寝られないからだ。

そこで原点に戻り「寝る為だけの軽キャン」を再考した。

目指すは都内のコインパーキングで寝ても違和感がない軽キャン。


というわけで、良いところは維持しつつ、

原点に立ち返ったなすまん2号改ができました。