2022年3月4日金曜日

2021〜2022北海道軽キャン旅(北海道最終日に最大のピンチ)

豊平峡温泉を堪能してお次の目的地は寿司屋


北海道には「ちょいす」という回転寿司チェーンがあり美味いと

以前facebookの友人の投稿を見て気になってた。

豊平峡温泉のカレーのスパイスの良い匂いを振り切り

札幌市内に向かって走ります。


相変わらず激しい雪で見通しの悪い道路。

都市部に近づき片側2車線道路となりました。

雪道のスピードに慣れ、結構スピードが出てたその時、

前方の車が赤信号で止まっているのを発見!


ずーっと信号のない道を走っていたので、

信号が意識の外にありました。

しまった!


パニックブレーキを踏んで車がスピンし反対方向を向きました。

もうお手上げ。なにもできません。

ガーンっと強い衝撃。

車の後方が何かにぶつかり逆を向いたまま停車。


車にぶつからずに済んだのは幸い。

しかしシェルは落ちていないか?車は走れるか?

頭の中がぐるぐるしてます。


車を降りて確認。どうやら中央分離帯にぶつかったようです。

シェルは少しズレてますが落ちていなくてまずホッとしました。

中央分離帯も雪で氷漬けになっているので詳細までは見てませんが、

大きな破損は無いようです。


幸い後続車も来ていなかったので、Uターンしてゆっくり端っこに寄せます。

とりあえず動きましたが、車内のタイヤ空気圧モニターがピーピー音を立てています。

後輪のタイヤが1本パンクした様です。


2車線道路の道の端に停車。

しかし、雪が強く前が見えないので止まってる俺の車にぶつかって来るかもしれない。

車の後ろで大きく手を振って車が途切れたら急いで車に乗って

脇にあった公共っぽい施設の広い駐車場へ。


先ずは一安心。

動揺して考えがまとまらないので札幌のキャンパー裕子さんに電話して相談。

パンクしてるのでまずスペアタイヤに交換からだと。


以前、若さん、長竹さん、為さんとキャンプしてた時にパンクして、

標準装備のジャッキでは車が持ち上がらなかったので、

1tまで持ち上がるジャッキに交換してた。

あの時パンクしてなかったらタイヤ交換すらできなかったとこだった。


無事タイヤ交換はできたけど、夏タイヤだからスタッドレスに交換が必要と

裕子さんがアドバイス。

そこでGoogleマップで最寄りのガソリンスタンドを調べて電話。

3km先のGSは繋がらず。しかし2軒目の9km先のGSは繋がりパンク修理できるという。

ただし状況から考えると修理では直らず、交換が必要かもと。


その場合サイズの在庫があるかはわからない。

もし在庫がなければ裕子さんが持ってきてくれると言ってくれて、

とりあえずハザード炊いてゆっくり左側を走るようにとアドバイスしてくれた。


結局、タイヤは交換しないとダメだったけど

在庫があったのでガソリンスタンドで交換完了。


その時、車周りをよく見たら助手席後方側面もぶつかっていた。

ガソリン給油口の近くだけど、


ガソリン漏れはない様でホッとした。


あの状況なら最悪前方の車に衝突。

相手をケガさせたり、車を破損させたりしたら一大事だった。

タイヤ交換して自走できたのも、状況的に考えるとホント良かった。

近くに仲間がいるという事も心の支えになった。

裕子さんほんとお世話になりました。


そこから苫小牧まで約70km

回転寿司もその後に行こうとしていた温泉もやめて

とにかく苫小牧港へ向かいます。

トラブルなく、5時前に無事到着。


予定通り苫小牧につけたのは奇跡だと思った。

北海道から茨城までレッカーという事態は回避できました。


事故に合って思ったこと

1シェルはがっちり固定しておいた方が良い

 アオリを閉めて乗せるだけというシェルもあるが、想定外の衝撃が加わった時

 落ちる可能性があると思った。


2空気圧モニターはつけてて良かった。

 いち早くパンクに気がつくことができたことは勿論、他のタイヤにダメージがないことが安心感につながった。


3ジャッキは1tでも持ち上がるものに変えておいた方が良い

 本文にも書いたけど、標準装備のジャッキだとシェルを乗せた状態では持ち上がらない可能性があるので、タイヤ交換を想定して平時に一度使ってみることをお勧めします。


つづく

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