2018年7月15日日曜日

森の再生にアプローチする

1年前に聞いた高田さんの講演で日本の森が死にかけていることを知りました。
日本の森は死にかけている!?

しかし、俺個人は森を再生するために具体的にどうすればよいのか?
そんな問を持っていたときに出会ったのがきらめ樹です。

3月に非電化工房で開催されたマルシェで存在を知り、
4月に富士山の麓の富士宮市で開催されたきらめ樹フェスに参加し、
7月にリーダー研修に参加しました。

学ぶごとに「これは多くの人に伝えたい」という思いが強くなりました。
というわけでまとめました。

きらめ樹とはなんぞ?


だれでもできる皮むき間伐
 女性が中心となり日本の森を再生する為活動している。
 風の言葉(2011.9.11)

日本の森がヤバい。


日本の森全体の7割が杉や檜の人工林。そのうち8割が荒れている。
 荒れた森=手入れされず光の入らない暗い森 
 

すると

木が根を深く張っていない為、土砂崩れが起きやすい。
 下草がない=餌がないため昆虫・動物が住めない森。

対策は 

間伐をして細い木を間引く事で森に光が入り残った木が成長できる。
 更に光が入ると下草が生え、そこに広葉樹の種が落ち自然と豊かな森となる。

しかし

森の所有者=間伐に費用がかかる為手付かず。
 林業従事者の減少、高齢化

そして

残された時間は少ない。
 間伐されずに50年経つと木は細く上に伸びたひょろひょろになる。
 ひょろひょろになった木が強い風や雪の重みで倒れだす。
 植林のピークが1960年。人工林の過半数以上が50歳超え  

世界の森がヤバい


世界中の木が輸出のために伐採されている。
 日本は世界第3位の木材消費量の気を使う国。
 日本の使っている木の8割は輸入。自給は2割。
 世界で最大の木材輸入国が日本。世界の木材流通の5割といわれている
 きらめ樹フェス:朗読劇(2018年4月22日)

なぜこうなるのか

マスコミは事実を伝えない。
  土砂災害の原因は異常な大雨ではない。
  日本が世界の森を破壊している事実
 政治と利権
  日本の政治は「世の中を良くしよう」という事ではないようだ

  
そこできらめ樹

森を再生するには自分たちでやるしかない。
 誰でもできる皮むき間伐で日本の荒れた森に光を入れる。
 きらめ樹の流れ
  ①間伐する木を選ぶ(太い木を残す) 
  ②皮むき間伐する
  ③1〜2年後に伐採(軽いため女性でも運べる)
  ④製材・加工(保管不要で直ぐに加工できる)
森の蘇り「きらめ樹」ショートムービー


森が再生するとどうなる。

土が蘇り土砂災害が防げる。
 川が再生する。
 海が豊かになる。

更に・・・

間伐材を有効利用する=日本の木材自給率を上げる
 →外国の木の間伐を減らす。
 地方に雇用を生み出す、安全な住宅を提供する事も視野に入れている

多くの人に知ってほしい。
そして関わってほしい。

NPO法人 森の蘇り

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