2013年4月3日水曜日

欧州、失業率過去最悪でも株高

今朝の「朝倉慶のモーニングカフェ」はユーロ情勢について。

昨日発表されたユーロの失業率は12%と過去最悪を2ヶ月連続更新。
ポルトガル17.5%
キプロス 14%
スペイン 26.3%
スペインの若者(25歳以下)に至っては55.7%

そしてユーロの大国でも失業率は上がっているそうで、
フランス 10.8%
オランダ 6.2%

ドイツだけは変わらずで5.2%
(日本は4%台)

その一方で今日の欧州の株は4週間ぶりに大幅高だという。
失業率が高いのに株が高いのは何故か。
それは

1.お金が回っている。
  大量に発行されて余っている金が株に向かっている。

2.キプロスの例をみても銀行も信用できない。
  それで株に行っている。

日本も国債が危なくなれば、預金が安全ということにはならず
株高になっていく。

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スペインでは就労人口の1/4が失業、一番良いドイツでも日本以下。
金融支援をしたところで、仕事が増えるわけではなく、
先延ばししているだけでなんの解決にもならないと思うんだけどどうなんだろう?

株が高いといっても、投資家は会社(の株)を商品として扱っているだけ。
ならば、投資対象となっている会社は良いことあるのだろうか?
ぐぐってみた。

上場企業にとって、「株価が高いこと」によるメリットとは?
自社の株価が上がると企業はどうして嬉しいの?

資金調達がし易くなり、先行投資等の手が打てるということなのかな?

会社の実績に対しての株価ではなく、投資先商品としての株価でも
その会社の経営者は先行投資する気になるのだろうか?

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今、経済評論家のなかでも、日本は破綻する派と破綻しない派に大きく分かれているけど
朝倉慶さんは以前から一貫して破綻する派。

著書は大変判り易く、全くぶれていません。



今後日本は暴力的なインフレとなり、債権は暴落。
資産を守るには現金ではなく、ゴールドや土地などの実物にすべき。
特に株はこれから猛烈に上がるので、千歳一遇のチャンスでもある。
ということです。

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私もこれから日本経済というか資本主義自体が大変な事になるのではと考えています。
今、スペインで現実に起きている雇用情勢に日本がなってしまっても、
家族や仲間を守れるようにしたいね。

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