2012年9月4日火曜日

タネの話

タネの話を聞きに河口湖まで行ってきました。
お話して頂くのは日本で唯一固定種のタネのみを扱っている「野口のタネ」の野口さん
今我々が食べている野菜の現状についてユーモアを交えての講演でした。
しかし内容はシビアで驚くべき内容でした。


農業は効率を高め生産性をあげる事を第一に考えた。
その方法はおしべのない奇形種を使い、違う植物同士を掛け合わせた物だった。
結果、綺麗で流通し易く痛み難くなったが、味は犠牲になった。
形は昔ながらでも、それは違う野菜になった。
蜂が消失したり、男性の精子が少なくなったのも関係があるかもしれない。
更に遺伝子操作により発芽した瞬間に死ぬターミネーター種子というのも開発されている。


話を聞いて暗澹たる気持ちになりました。
人間は生命を弄んだ罰を受けるのではないか?
自分たちの食べ物は自分たちで確保する必要があるな。
そんな気持ちになりました。




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