2015年9月15日火曜日

面白い人になりたかった

今日、自転車通勤で会社の駐輪場に着いた時、
違う部署で同い年の木村さんが奇声を上げていた。
彼の同僚にギャグをかましている様だった。

昔は木村さんみたいな人は苦手だった。
普段から変なギャグを言う人。
その変な投げかけにユーモアで返さなければならない、
面白い事を言わなければならないとプレッシャーを感じていた。

子供の頃からずっと「面白い人」と思われるようになりたかった。
やわらかあたまになる本を買って読んだ。
サンマやタモリの番組を録画して会話方法を勉強しようとした。

相手から「つまらない人」と思われるのが嫌だった。
自分で自分をつまらない人と思って嫌悪していた。
なんでだろう。

面白い人になりたかったから。
皆に好かれている感じが羨ましいんだと思う。
皆に好かれていると嬉しい。安心できる感じ。

結局「面白い人」にはなれなかったけど、今は心が安定している。
安心感が得られている。
ギャグを言いたい人は言いたいから言っているだけと思える。
無理に自分を合わせる必要性を感じない。

自己嫌悪してた時と何が違うか考えてみた。
(家庭)慕ってくれる娘がいる。
(仕事)職場では必要な役目を果たしていると思っている。
(お金)生活には困らない収入が確保されている。
(仲間)共感できる仲間がいる。

今までに仕事も家庭も挫折し
精神的にかなり追い詰められ、
もがいてもがいてもがいて、
仲間や師匠に助けられて今がある。

全ては必要、必然、ベストという船井幸雄さんの言葉が腑に落ちる。

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